サラ・ベルナールの世界展

美術館・博物館

サラ・ベルナールの世界展(パリ世紀末ベル・エポックに咲いた華)松濤美術館を訪れて

この特別展が行われた会期は、2019/12/7(SAT)~2020/01/31(FAI)でした。

松濤美術館を訪れたのは、終了一週間前ぐらいの1/26(SUN)。東京渋谷区の閑静な住宅街に位置するこの美術館には、今回の特別展を観に若い女性たちの来館も多かったです。さすが渋谷区松濤の立地もあって、さらに東急Bunkamuraザ・ミュージアムからもほど近い位置にあるこの美術館には、当日おしゃれな装いの女性たちが集まっていたのでした。

サラ・ベルナールのことは、以前雑誌などで知っていましたが、フランスの昔の女優で就寝時は棺に寝る習慣のある変わった女優という情報ぐらいしか知りませんでした。

この特別展の最終展示の美術館が、松濤美術館で行われると知り、遅らせばながら美術館に足を運んだのでした。会場では、一部撮影して良いものもありましたが、ほとんどは撮影禁止。近年、ものによっては全部撮影OKな特別企画展を実施する美術館もありますが、今回の展示は普通の美術館同様の対応といったところでした。

さて、今回国内ではサラ・ベルナールの企画展を本格的に行うこと自体初めての事のようです。国内6会場(群馬県立近代美術館、堺アルフォンス・ミシャ館、箱根ラリック美術館、いわき市立美術館、横須賀美術館、渋谷区立松濤美術館)と、京都工芸繊維大学美術工芸資料館でも特別会場として行われ、魅力あふれる企画展でした。

この時代、サラ・ベルナールと関わった人々も大変興味深い。ミシャ、ラリック、ロートレックなど。ルネ・ラリックについては、日本でも朝香宮妃殿下(明治天皇の第8皇女・允子内親王)が旧朝香宮邸(現在の東京都庭園美術館)建築の際、ラリックの美術品を採用するなど、彼の作品に魅了される人々が当時多かったのでした。サラ・ベルナールは、そうした世界でも評価される芸術家たちのパトロンとして彼らをサポートしてきた実績が世間から評価されています。また彼女自身も芸術家でした。彼女が制作した美術品も数多く残されています。そして今回の企画展で、彼女自身が制作した作品も展示されていました。舞台女優にとどまらない彼女の人生は大変興味深いものです。

 

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